旅するように暮らす

2019年06月20日

【OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN 株式会社】 

https://www.oyolife.co.jp/ 

・2018年7月設立(ソフトバンク等、大手企業出資:約1,000億円)

・もとはインドのホテル運営会社(代表は現在25歳)

今年に入ってから話題になっておりましたが、インドのホテル運営会社であるOYO(オヨ)がOYO LIFEというブランドで日本の賃貸市場に参入しています。

物件の所有者や借り上げを行う管理会社からさらに物件を借り上げ、運営しているのだそうです。


特徴としては、

●初期費用が不要 ※退去時清掃費用は要

(敷金・礼金・火災保険料・保証会社費用・鍵交換費用・消毒費用)

●最短31日、最長14か月の入居期間

●ネットはYahoo!モバイルルーターを使用し、10GB/3日まで使用可能

●水道・光熱費はネット代込15,000円±

●クレジット決済可

上記の通り、初期費用がかからず、毎月費用に変動が無い(契約更新の場合は変動の可能性有)ことです。


家具・家電が揃っている為、着替えや必要なものだけ持ち込めば、本当にホテル感覚で、住むことが可能です。

仮にビジネスホテルに1ヶ月宿泊した場合、8,000円~10,000円×31日=248,000円~310,000円となります。

ワンルームであれば大体120,000円~140,000円/月の設定をされている為、約半分の費用で滞在が可能となります。

ホテルに宿泊しながら東京観光などを行った場合や中期出張となった場合は非常にメリットのあるお話だと思います。

ただ、実際に賃貸されている同一建物の他の居室の募集賃料をみたところ、大体80,000円~100,000円であることが分かりました(SUUMO検索)。

借り上げ賃料自体は、50,000円~80,000円程だと思われます(想像です)。

勿論、いずれの家具・家電の更新や室内の状況確認やIT関連での人件費が必要な為、必要経費になってまいります。

ニッチ市場への挑戦力と資金力があるからこそできたものだと感じました。

ホームページ上の入居可能日だけみると、現状の入居率は6~7割程だと思われます。

近々で大手不動産業者11社と提携したとの記事もあり、これからが本番です。


少し前に、住所を持たず(郵便物は会社に届くようにする、住民票は実家等)にインターネットカフェで長期滞在をして生活している方々が話題になりました。

その日ごとに寝泊まりする場所を駅ごと変えたり、終電で帰れない人たちが会社の近くで必要な時間だけ利用し、徒歩5分で出勤できるなどのメリットを感じる人たちもいるのだそうです。


全体の7割を目指すか、2割を目指すか、はたまた1割を目指すのか。

色々なビジネスモデルがあるのだと、勉強になります。

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