管理業務主任者登録実務講習
3月25日(月)・26日(火)と管理業務主任者登録実務講習を受講してきました。
各セクションをテキストを用いて大手管理会社の役職者の方に講師としてご説明いただきました。
有名どころの方ばかりで驚きました。
講習は、テキスト上の内容だけでなく、実務上の注意点等も教えていただくことができ非常に有意義な内容でした。
管理業務主任者という資格が有用となるフロント業務は大変な仕事であることが十分すぎる程伝わりました。
また、いつも第三者使用届等を出していただいている管理人(管理員)さんは
・管理組合(区分所有者)⇔管理業者間
・区分所有者同士間
思っている以上に板挟みで大変なんだと思いました。
テキスト自体は500ページ程のテキストとなり、飛ばしながらではありましたが、下記の通り行われました。
・1日目 9:00~19:00
・2日目 9:00~18:00
途中休憩を除いて約13時間だったかと思います。
久々の座学で長丁場だったこともあり、疲れました。
何より、いつもより1時間早い7時30分に電車に乗った為通勤ラッシュと被ったこと、帰りも19時・18時と帰宅ラッシュと被った為、これが1番疲れました。
講習内容のうち、長期修繕計画や大規模修繕(建築・設備)、苦情対応については、賃貸マンションでも応用できるものがありましたので、これからの糧にしていきたいと思います。
物件を思い浮かべながら、思うところがたくさんありました。
特に、給排水管の劣化による更新・更生については、直面することが多い内容でした。
25年超の物件が多数ございますので、給排水管の劣化は年に数度起きています。
排水管に鋳鉄管を使用している物件もあり、高圧洗浄をかけた場合、錆びて穴が開いてしまう可能性があり、むやみに雑排水管の清掃を年1回等で行えない物件もあります。
そちらについては、空室になった際に更生(錆びや汚れを落とし、樹脂等でコーティングする方法)や間取り変更・設備入替等を行う場合は更新も含めて検討する必要があると感じました。
また、雨にあたる部分の鉄製階段や鉄部露出部位の塗装は6年に1度(マンション管理標準指針(国交省)では3年に1度を推奨)は最低した方が良い、とのことでした。
建物自体はRC造ですが、外階段のみ鉄製の物件のことですが、思い当たる物件がいくつかあり、8年担当をして塗装を行っていない物件もあり、少々不安に感じる部分もありました。
こちらをご覧いただいているかは分かりませんが、いずれ提案させていただきますので、お心当たりのある家主様、宜しくお願いいたします。
次は、FP3級試験合格に向けて勉強を進めていこうと思います。
その後、不動産キャリアパーソン、マンション管理士、FP2級と進んでいく予定です。
年始から3ヶ月、外的要因も含め、若干の疲れが見え始めておりますが、今年は資格取得の年と決めています。
決めた以上は全て合格を目指します。